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感想:『マイティ・ソー バトルロイヤル』ソーシリーズの中での最高傑作では?

マイティ・ソーシリーズ第3弾『マイティ・ソー バトルロイヤル』、ぶっちゃけソーシリーズの中で一番面白い。

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marvel.disney.co.jp

 

観終わってみると邦題のバトルロイヤルの違和感が強くて「これラグナロクの方が意味的に正しいんじゃ…」って思って調べたら、原題は『マイティー・ソー ラグナロク』だそうで。ラグナロク(終末の日)の単語の認知度が低いから変えちゃったんだろうね…

 

もちろん今作がソーシリーズ初見でも全然OK

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アベンジャーズの一員ソーの前に<死の女神・ヘラ>が現れた。復讐と野望に燃えるヘラは、ソーの故郷へ攻撃をはじめる。故郷を奪われたソーは、この最強の敵を倒すため盟友ハルク、宿敵ロキらと型破りのチーム“リベンジャーズ”を組み極限バトルに挑む。 果たして、ソーたちは史上最強の敵からこの世界を守ることができるのか?

(『マイティー・ソー ラグナロク』映画公式サイトより)

冒頭から「おっす!オラソー!」って感じでソーが自己紹介と簡単なあらすじとか話し始めるんで、初見の人でも置いてけぼり感なく観れると思います。簡単に言うと、ソーが友達のハルクと弟のロキとたまたま知り合ったヴァルキリーと協力して、敵のヘラをやっつける話です。しかし改めてビジュアルの統一感が全然ないチームだな。

 

やっぱりロキがナンバーワン

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今作はとにかくコミカル。カートゥーンアニメのような展開の早さと満載のギャグで、中だるみする事なく最後まで映画が観られます。そしてギャグパートの重要人物といえばそう、マーベル作品1愛されている(と言っても過言じゃない)ヴィランロキです。最近ポンコツすぎてヴィランって言っていいのかわからないのはさておき。

ロキは作品に出るたびにヘタレ化が加速しているのですが、『マイティ・ソー バトルロイヤル』では機会があればソーを裏切ろうとするロキと、めんどくさいロキの事をいまいち信じてないソーの兄弟漫才がたくさん観れます。

格闘マニアの変態にソーが捕まった時、マニアの家でダラダラ過ごしていたロキを見つけて「助けてくれ!兄弟だろ!」って言うんだけど、格闘マニアに「お前も戦えるのか?(戦えるとソーと一緒にコロシアム送りになる)」と聞かれて「義理の兄弟なので」ってソーを見捨てるロキが一番好きです。

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ソーを見て喜ぶ変態。

 

キレッキレのギャグとテンポの良いストーリーで最後まで笑いっぱなしで楽しめました。最後の最後にソーとロキの絆を感じさせる演出がにくいです。次回のソーシリーズの映画もこんな感じの雰囲気だといいなぁ。

 

 

画像出典:

https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=XSGlHyldRNQ